5/29朝日新聞朝刊より。”映画を鑑賞する人や邦画の制作本数が減っていることから、文化庁は28日、支援策などを検討する「映画振興に関する懇談会」を設立した。”ということ。すいません、その「邦画」の中に「アニメ」も入れて下さい。ついでに「ユーロ系の映画」も入れて下さい。単なる保護ではない支援を宜しくお願いします。

　５０万貸してくれると一回上映会ができます。そうすれば映画の選択権が観客側にも出来ます。

…ついでに時間も貸して下さい。

　http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/

　上記サイト、2002年06月09日（日）のところに週刊現代(6/15号)に載った東浩紀の記事について触れられている。驚いたのは「宮崎アニメばかりじゃなくて、『ほしのこえ』もあります、アニメの未来は、本当は新海誠のような若い才能にこそ掛かってます。」という思考。「宮崎アニメばかりに絶賛を送るのは止めよう」というのは同意、いや、素晴らしいのであれば絶賛も吝かではないのだが。しかし、宮崎アニメだけじゃない！という言葉の裏に『ほしのこえ』があるというなら間違いだ。『ユンカース・カム・ヒア』だって『アリーテ姫』だってあった。だが「誰」も「絶賛」しなかっただけだ。それとひとつ気になるのは東氏は『千と千尋の神隠し』を喜んで観ている人々に対し、「そればかりじゃ駄目だ」「『ほしのこえ』を観よう」とやるんだろうか。映画、アニメーション映画の持つ味わいや豊かさはそんな薄いものじゃない筈なのに。現在、もっとも注目される論者東浩紀にしてこれか。以前より感じる東氏への反感もこの辺にあるのかもしれないな…と読まずに考えてしまった。読んでないので正確でないかもしれないが、こういった短絡は極端な天才的な作品に注目が行き過ぎ、薄っぺらな文化を作ってしまわないかと危惧するところだ。

　神野直彦著『人間回復の経済学』を読み終えた。

　（内容削除）

　※とりあえず立ち読みでもいいので興味ある方は読んで下さい。

　遅々として遅れています。この良くない状況から抜け出るのはいつの日か？、、、それよりも棒茄２０OFFという噂です。マジですか？、、、夏の上映会を前に泣けます。平凡なサラリーマンにどう活動資金を調達しろと仰います？、、、嗚呼無情かな。まあ経済的な危機には慣れっこさ。で、こんな状況に関係あるのか…今、神野直彦著『人間回復の経済学』（岩波新書）を読んでます。もしかすると経済に限らず映画などにも応用できるかもしれません。同時にＰ．Ｄ．ジェイムズのミステリー、『わが職業は死』（早川書房）も読んでいます。これは後ほど…。