【物語】

　主人公野沢ひろみは、小学６年生の女の子。お父さんが連れてきたシュナウザー犬のユンカースと暮らしている。家には両親の他、居候の圭介と、お手伝いの文江さんがいる。両親は共に仕事が忙しく、なかなかひろみと一緒に過ごすことができない。その隙間を埋めるのがユンカースだ。ユンカースは不思議な犬で、人間と同じように考えたり喋ったりできる。好きなテレビ番組は時代劇。時々ひろみの相談役になるが普段は良い友達だ。ひろみは家庭教師であり居候の圭介に憧れを抱くが、どうやら恋人がいるらしい。その一方で、両親は仕事ですれ違っているうちにお互いの心が離れ、別れ話を始めてしまう。孤独感を深めるひろみ。そんな時、ユンカースはひろみの耳元でささやく。「僕は奇跡を起す事ができるんだ。３つだけ…」と。

　良い子を演じ続けていたひろみの本当の願いとは何か？微妙の時期にある女の子の心理を緻密な演出と細やかな作画で表現した知る人ぞ知る感動アニメーション作品です。


【キャラクター設定紹介】New!!

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