*DVD&VIDEO
発売日:絶賛発売中(2001年12月21日(金)〜)
メディア:DVD(セル)/ビデオ(セル&レンタル)
【外箱】
かわいらしい詩集か絵本のような感じの、スッキリしたデザイン。派手なパッケージが多いバンダイビジュアルのDVDの中では例外的とも言えるぐらい上品な仕上がりになりました。おもて側はセル画のユンカース、うら側は実物のユンカースが挨拶してくれます。
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【ケース】
ディスクが2枚セットできる半透明のアマレーケース。おもては佐藤監督によるラフを元に小松原一男さんが原画を描いたイラストをあしらいました。この絵は映画の公開前にポスター用として描かれたらしいのですが、いままで未使用のまま眠っていたのです。実際にポスターに使われたイラストより、こっちの方がよっぽど好ましいと思うのですが……。ケースの内側にはDVDとCDのチャプターリストが刷られています。
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【本篇(映画)DVD】
DVDには105分の映画がまるごと入っています。映像と音は、このDVDのために新しく立ち上げた素材を元にして作られました。映像はスクィーズによるビスタサイズ収録で、フィルムが持っている情報を削ることなく、ほぼ100%完全に収めてあります。ノイズがない鮮明な発色には、上映スタッフも改めて作品に惚れ直す思いがしました。音声はドルビーデジタルによるドルビーサラウンド・ステレオで収録。劇場での上映を上回るクォリティで、細やかな効果音や生々しいセリフの息遣いまで聞き取れます。
映像特典として、予告篇とパイロットフィルムを収めました。特にパイロットフィルムは3分に満たない短いフィルムですが、完成した本篇とは別の姿の「こうなっていたかも知れない『ユンカース』」を見ることができます。極限まで「リアル」にこだわったアニメーター・大平晋也氏が作り上げた知る人ぞ知る傑作でしたが、このDVDに収められるまでは一般に公開されたことがなく、歴史に残る貴重な資料としてアニメ業界からも注目されています。
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【サウンドトラックCD】
映画の公開時に発売されたオリジナル・サウンドトラックCDを、そのまま復刻して付けました。全31曲(演奏時間は約48分)を収め、映画の中で流れる音楽をほぼすべて網羅してあります(ただし「銭形平次」のテーマ曲などは収録されていません)。もちろん、木根尚登さんが歌う主題歌「ホントの君 ウソの君」や、日置明子さんが歌ったエンディング・テーマ「Winter
comes around」もロング・ヴァージョンの完全版で収録。音楽の作りが丁寧なので、映像なしで聴いても充分に楽しんでもらえると思います。
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【特製24ページ解説書】
『ユンカース』に惚れ込んだ自主上映スタッフが「自分だったらこういうブックレットがほしい」と思った企画を、妥協することなく実現。盛り込んだ情報量はDVDのおまけという域をはるかに超えており、まさにこれ以上は不可能なほど充実した、おそるべき読みごたえの小冊子になりました。言ってみれば「24ページに濃縮還元したロマンアルバム」です。表紙は、これも今まで未公開だった小松原原画+門野背景によるイラストで飾りました。
★内容はこんな感じです。 ●作品解説(スタッフの燃える心情が爆発! 『ユンカース』の時代はこれからだ!)
●木根尚登さんのコメント(きな臭い時代だからこそ『ユンカース』は戻ってきた!) ●佐藤監督インタヴュー(「繰り返し観ても飽きないように作りました」)
●布勢博一さん[脚本]インタヴュー(「品の良い仕上がりで、気に入ってるんです」) ●門野真理子さん[美術]インタヴュー(「ピンクのソファは私の趣味です」)
●小松原一男さんの仕事を振り返る(ナオ子夫人インタヴュー「ただ単に注文された仕事だけをやるという人ではありませんでした」/小松原さん自身の『ユンカース』評を再録)
●メイキング・オブ『ユンカース・カム・ヒア』(脚本から絵コンテへ/パイロットフィルム/原画陣の奮闘/ひろみとユンカースの飛行シーン/幻のディレクターズ・カット版/エンディング・タイトル悲話)
●押谷芽衣さん[ひろみ役]インタヴュー(「あの仕事で自分のすべてを出そうと思った」) ●古本新之輔さん[ユンカース役]インタヴュー(「最高に気に入っている一本です」)
●斯波重治さん[録音監督]インタヴュー(「アニメ的な『いい声』が向かない作品」) ●公開後のあゆみ(不遇だったロードショウ公開からDVD発売までの道のりを辿る)
●ユンカース お散歩マップ(作品の舞台となった下高井戸周辺をご案内) ●スタッフ&キャスト一覧表 ●キャラクターデザインの試行錯誤(えっ!? こんな人も描いていたの?)
●ユンカース・スクラップブック(本物のユンカースのミニ写真集&オーナーの大谷香菜子さんのコメント)
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気になるお値段は……
税込みで8千円を超えますから、はっきり言って安くはありません。それでも、バンダイの劇場用作品としては割と安い方なんです。サントラCDと読みで満点のブックレットも付いておりますので、ここはひとつ笑顔で許してやって下さい。繰り返し観る確率はかなり高い作品ですから、ぜひ手許に置いていただきたい1枚です。まだDVDプレーヤーをお持ちでないという方は、今なら1台2万円ぐらいで買えますので、『ユンカース』のDVDと一緒にお買い求め下さると、のちのち楽しみが増えてくるのではと思います。
なお『ユンカース』のDVDはレンタルされていません。お店で借りることができるのはVHSテープ版だけですが、実際に置いてくれているお店は少ないかも知れません。
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▼バンダイビジュアルの商品情報より
http://www.bandaivisual.co.jp/webuser/shop_product_info.asp?item_no=BCBA-1054
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